夏に備えてスキンケア

■新陳代謝を助ける、ビタミンB お肌の新陳代謝を助けたり、皮脂腺から分泌される皮脂を調整してお肌の”防御力”をアップするのがビタミンB群。特にB2とB6に注目です。ビタミンB2を多く含む食材は牛、豚、鶏のレバーや納豆など。比較的低カロリーなので、薄着の季節に向けての体重コントロールにも安心。ちょっとだけ心配なのはプリン体を多く含むこと。痛風の原因に食材はあまり関係がないという説も増えてきましたが、用心に越したことはありません。心配な方はビールを焼酎に変えてみるとか、サプリメントで摂るなどの工夫も有効です。 ビタミンB6はまぐろ赤身、バナナ、にんにくのほか、ダイエットの味方、鶏むね肉やささみにも多く含まれています。まぐろ赤身もローカロリーですし、バナナもしっかり運動すれば良質の糖質と食物繊維が摂れるダイエットに向いた優秀食材です。

■お肌の老化を防ぐビタミンC 強い抗酸化作用強い抗酸化作用る抵抗力向上によってシワやたるみなどの肌老化を抑える栄養素です。緑黄色野菜やフルーツに多く含まれていますが、フルーツの果糖は要注意。フルーツにはショ糖、ブドウ糖、果糖などの糖質が含まれていますが、この中で果糖は中性脂肪に変化しやすい性質があり、また、血糖値が上がりにくことから、つい食べ過ぎてしまうと言われています。できればブロッコリーやピーマンなどで摂れるとベターですね。因みにピーマンは赤ピーマンの方が豊富です。

皮膚や粘膜などを健康に保つのがビタミンA。豚、鶏、牛のレバーやマグロなどに多く含まれています。また、緑黄色野菜には「プロビタミンA」という栄養素が含まれていて、体内でビタミンAと同様の成分に変化します。ビタミンB群やCと重なる食材が多いですね。

コラーゲンを生成する、亜鉛コラーゲンの生成を促し、細胞分裂にも必須な栄養素が亜鉛です。普通の食生活で欠乏することはありませんが、ダイエットに集中すると不足することがあります。これもまた、時期的に要注意ということで挙げておきました。カキやウナギが有名ですが、レバーにも多く含まれています。

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